入社の動機
経済の専攻ではありませんでしたが、大学生の時に海外大学院の日本経済経営研究所でインターンをする機会があり、この業界に興味を持ちました。その後、ボストンキャリアフォーラムで日本でのインターンシップを探したことがモルガン・スタンレーを知るきっかけとなり、同社のサマーインターンシッププログラムに参加しました。様々なプロジェクトやデスクローテーションを通して社員の皆さんから株式統括本部の仕事について学び、実際に職場の雰囲気を肌で感じることができました。インターンシップは短い時間でしたが、自身の成長が感じられ、この環境でもっと成長したいと思い入社を決めました。
入社してからのモルガン・スタンレーの印象・魅力
モルガン・スタンレーの魅力は人にあると思います。仕事を円滑に進めるためにはチームワークやチームの雰囲気が非常に大切ですが、その点においてモルガン・スタンレーはトップクラスです。会社の風土として上下関係がフラットであり、自分の考えを持ち意見することが常に求められているため、社員一人ひとりがスキルと個性を生かして成長できる環境にあると感じます。私自身も、入社当時からアイディアがあれば自由に発言することができ、何事も自分事と捉えて考えることが自身の成長に繋がっていると実感しています。
モルガン・スタンレーに入社して一番印象に残っている仕事・案件・出来事
モルガン・スタンレーでは企業指針としてコア・バリューが設けられていますが、2020年に新たに「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)へのコミットメント」が追加されました。D&Iを掲げて数字の結果だけを追い求めるのでは無く、D&Iがなぜ大切かを社員一人ひとりが考え、議論する環境作りができていると思います。そして、社員が様々な面で多様性を持つことがいかにビジネスにおいて重要かについては、社長や社内のシニアリーダーからのトップダウンのメッセージに加えて、社内ネットワーク等によるボトムアップ型の取り組みもなされています。
ネットワーク
モルガン・スタンレーのネットワークの一つであるWomen’s Business Alliance(WBA)の共同代表を務めています。WBAでは、女性だけでなく男性のメンバーも在籍し、「ダイバーシティ」、「仕事とプライベートの両立」、「女性の活躍推進」などの様々なテーマをもとにトークイベントやワークショップを企画しています。私にとって、WBAでの活動は通常業務では関わらない他部署の方々との交流の機会ともなっており、とてもやりがいを感じています。
学生へのメッセージ
WBAの活動を通してシニアリーダーのお話を伺っていると、キャリアパスや物事の考え方は人によって千差万別だという印象を受けます。学生の皆さんは今就職という一つの同じスタートラインにあると思いますが、それぞれの人生なので、あまり他人の判断基準やキャリアパスをものさしとせず、自身のゴールや大切なポイントに忠実に考えるのが重要だと感じます。また、そういった目標や優先順位は年齢によって変わっていくものなので、自分の考えの変化にも柔軟に対応することが大切だと思います。