入社の動機
大学時代に数学と経済学を専攻していたので、主に金融機関で働くことを志望していました。就職活動中にサマーインターンシッププログラムに参加する機会を得たことが、モルガン・スタンレーをより深く知ることになったきっかけです。
当時はコロナ禍で、インターンシップはリモートで行われました。リモートでは実践的な経験が難しいのではないかと思っていましたが、チームの親身なサポートのおかげで、実際のプロジェクトに深く携わることができ、チームの一員として有意義なインターンシップを経験できました。社内の手厚いサポート体制や、私が学生時代に学んだ知識を最大限に活かせる業務があることを知り、これが入社の動機となりました。
仕事にやりがいを感じる瞬間
クライアントのニーズに寄り添った金融商品を作り上げるには、開発立案からバックテスト、実装、ローンチまでの全ての工程で様々なチームと協力する必要があります。その過程で、各チームとシナジーを生み出し、最終的に一人では成し遂げられない、より良い商品を提供できたときに大きなやりがいを感じます。
また、株式だけでなく金利やコモディティなど、様々な資産に関する知識を得られることが日々の刺激となっているだけでなく、金融商品という数学的に一意に最適解が求まると思われるものにおいても、定量的な面と定性的な面の両方を考慮することが重要であると、クライアントとの対話を通じて実感したことが度々あります。このように毎日が学びの連続であることも、この仕事の大きな魅力だと考えています。
さらに、私はグローバルなチームメンバーと共に日々の業務を行っているため、香港やインドなどに年に数回出張に行き、現地でチームメンバーと密に働ける点にもやりがいを感じています。
キャリアデベロップメント
モルガン・スタンレーには、若手にも責任ある仕事を任せる社風があります。私は入社して間もなく、上司の指導の下でプロジェクト全体の流れを一から体験することができました。上司とは定期的に業務に関して対話する機会があり、自分がやりたいことを意思表明すれば、全力でサポートしてもらえる環境があります。
また、日々の業務に直接関わりのない先輩社員がメンターになってくれる制度もあり、キャリアに関する悩みなどを相談できるので、自分のキャリアについて広い視点で俯瞰的に考えることができています。このようなサポートは、この会社で納得してキャリアを歩む上で大きな助けになっていると思います。
プライベートタイム
私は仕事とプライベートをはっきりと分け、ワーク・ライフ・バランスを重要視しているため、平日夜は映画を観に行ったり、都内の美味しいレストランを開拓したり、常にリフレッシュできる環境を作るよう心がけています。また、モルガン・スタンレーでは有給休暇を適切に取得することが強く推奨されており、家族や友人たちと海外旅行を楽しんでいます。
学生へのメッセージ
職場の雰囲気や各チームの役割を理解するため、ぜひインターンシップに参加することをおすすめします。その際、その会社が自分にとって最適な環境なのか、また、差別化できる自分の武器でどのようにチームに貢献できるのかを常に考えてみてください。会社から自分が選ばれるかどうかだけでなく、自分自身も会社を選ぶのだという視点を持つことが大切だと思います。