現在に至るまでのキャリアパス
都市銀行の支店にて外国為替銀行業務に携わった後、外資系証券会社のオペレーション部門に転職し、その後、2017年にモルガン・スタンレーに入社しました。デリバティブや債券決済業務を経験し、現在はオペレーション本部で、クライアントの資産を安全に保管するための業務や資金決済業務などを担当するチームのマネージャーを務めています。グローバル企業である利点を活かして他国の拠点と連携しながら、日々新しいことを学んでおり、これは変化の速い金融業界において、モルガン・スタンレーのビジネスを支える強いオペレーション本部であるためにとても重要なことだと考えています。
モルガン・スタンレーに入社して一番印象に残っている仕事・案件・出来事
モルガン・スタンレーの日本オフィスの事業継続計画(BCP)の一環として、オペレーション要員を東京と大阪の両方に配置するデュアルオペレーション体制を構築するために、2023年5月に外資系証券会社として初めて大阪に事務所が開設されました。私は東京から立ち上げメンバーとして大阪に赴任しました。当初は10名弱でスタートした大阪オフィスは、現在ではその数倍の規模に成長しています。モルガン・スタンレーの企業文化を浸透させるため、東京オフィスの社員と協力しながら、多様な仲間とともに日々切磋琢磨しています。大阪オフィスの立ち上げにプロジェクトメンバーとして参加できた経験が、モルガン・スタンレーに入社してから一番心に残っています。
キャリアデベロップメント
モルガン・スタンレーに入社当初は、オペレーション業務の中でも決済のスペシャリストを目指すキャリアを描いていましたが、オペレーション本部内での複数回の異動や海外研修への経験を通じて優れた同僚たちと出会い、仕事の幅が広がったたことで、決済業務に限らずオペレーション業務全体に自分の専門性を広げることができました。これは上司や会社のサポートのおかげに他なりません。自分が目指すキャリアに対してしっかりと軸を持っていれば、上司や会社は惜しみなくサポートしてくれるのが、モルガン・スタンレーの企業文化です。私自身もチームメンバーに同じようなサポートをしていきたいと思いながら、人材育成にあたっています。
日常業務以外の活動
大阪オフィスでは、「モルガン・スタンレーの企業文化を根付かせ、関西エリアで活躍できる人材を育成する」という長期的なテーマを掲げています。社員の家族をオフィスに招くイベントや、新卒・中途採用につながるキャリア関連イベントの開催など、企業文化を体現するための様々な活動を推進しています。また、ボランティア活動やダイバーシティ&インクルージョンに関連するモルガン・スタンレーのグローバルな取り組みにも、大阪オフィスとして積極的に参加して企業文化の浸透に努めています。
学生へのメッセージ
就職先を考える前に、まずは自分自身がどのようになりたいのか、そのためにはどのような人たちと一緒に働くことが自分の成長につながるのか、という視点から考えてみてはいかがでしょうか。そして、もしモルガン・スタンレーに関心を持ったなら、ぜひ社員と話してみてください。若手社員のアイデアがいかに重要視されているのか、また、彼らがいかに仕事にやりがいを感じているのかを知っていただけると思います。