Profile

R. Saito

アソシエイト
ファイナンス

入社の動機

就職活動中に多くの方々からお話を伺いましたが、モルガン・スタンレーの社員が様々なエピソードをコア・バリュー(企業指針)に絡めながら話してくれたことが印象的でした。例えば、私が「仕事上でチャレンジングなことを教えてください」と質問をした際、「『Do the Right Thing(正しいことをする)』という価値観が全社に浸透しているため、他国の拠点と議論するときでも、何が正しいかを全員が納得するまで徹底的に話し合います。時にはタフな議論になりますが、私たちにとってとても大事なことです」という答えをもらいました。その時に、この誠実な企業文化に強く惹かれたことを覚えています。また、私が所属するファイナンス部門では、会社の現状を様々な数字を通じて理解し、わかりやすく整理・分析することで経営判断に貢献できるというダイナミックな役割に魅力を感じたことも入社の理由です。

仕事にやりがいを感じる瞬間

現在所属しているチームでは、会社が保有するリスクに対して十分な資本が維持されているかをモニタリングし、ビジネスの将来展望を踏まえた資本計画の策定を担当しています。過去の実績やマーケット動向などを総合的に勘案しながら、経営層が経営判断を行うための提案を行うので、非常に大きな責任を伴うと同時にやりがいも感じています。金融規制や法規制などを正確に理解し、自社の現状を適切に把握することが求められるため、簡単な仕事ではありません。日々の業務の中で部門内外、ときには海外の様々なプロフェッショナルから学びながら、会社を守ることに貢献できる日々は非常に充実しています。

キャリアデベロップメント

入社してから2年半は、株式部門の収益分析を担当するチームに所属していました。その後、上司から「これまでの経験を活かしながら、より新しいテーマにチャレンジしてみてはどうか」という提案を受け、現在のチームに異動する機会を得ました。一人ひとりの経験や日々の働き方を尊重し、成長の機会を提供してくれる環境に非常に感謝しています。また、直属のマネージャーをはじめ、部門内の他のチームや、ときには他部門のマネージャーともキャリアについて相談できる企業文化が根付いているため、自分のキャリアをより主体的に広い視野で考えられる環境だと感じています。特に、直属のマネージャーと向こう1-2年の目標を具体的に相談する機会があるので、キャリアデベロップメントのマイルストーンを意識しながら日々研鑽を重ねることができています。

日常業務以外の活動

部門の新卒採用向けインターンシッププログラムの企画と運営に携わっています。ファイナンス部門が担当する業務の幅広さと奥深さを学生にいかにわかりやすく伝えられるか、また、学生の可能性をいかに最大限引き出すプログラムにできるかを日々考えながらプロジェクトに取り組んでいます。

学生へのメッセージ

新卒としての就職活動は一度しかありません。固定概念にとらわれることなく、広い視野を持って様々な業界や会社に目を向け、できるだけ多くの会社の社員と直接話してみてください。そうすることで、自分が楽しみながら活躍できる仕事を見つけることができるはずです。皆さんが後悔なく、納得できるキャリアをスタートできることを願っています。

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