入社の動機
私はそれまでの人生の約半分を海外で過ごした経験から、学生時代はメディア業界に入り、海外から情報を発信する記者を目指したいと考えていました。しかし、様々な業界について学んでいく中で、金融業界のセールス&トレーディング部門のダイナミズムや大きな責任感を伴う仕事に惹かれるようになりました。特に私が働いている債券統括本部の業務については、世界の政治経済の動向に連動する市場を扱うという点で魅力を感じました。そして、大きな決め手となったのは、モルガン・スタンレーには社員一人ひとりの強みを活かし挑戦させてくれる環境があり、何より優秀な社員と日々切磋琢磨して働ける環境があるということでした。
入社後のモルガン・スタンレーの印象・魅力
モルガン・スタンレーには、優秀で責任感が強く向上心の高い、そして会社の理念である「一流のビジネスを、一流のやり方で」を体現しているプロフェッショナルが多く働いています。バックグラウンドや経験に関係なくお互いを尊重し合う風土があり、経験が少ない私でも意見を求められる場面がよくあります。また、質問に丁寧に答え、的確なアドバイスをくれる人たちに囲まれており、会社全体で若手社員を育成するカルチャーが根付いていると感じています。この風土は日本オフィスだけでなく海外オフィスにおいても同様に存在し、同じように質問をしたり、意見交換をしたりすることができます。学びたいという姿勢を持っている社員には、世界最高峰のリソースで応えてくれるのがモルガン・スタンレーの魅力だと感じています。
仕事にやりがいを感じる瞬間
私は外国債券営業のデスクで、主に先物やオプションといった上場デリバティブのセールストレーダーの仕事をしています。その中で特にやりがいを感じるのは、お客様へ情報を提供し、直接議論を交わしながら信頼関係を築いていく過程です。お客様との議論は、直近の相場のフローや各国中央銀行の政策動向、国の財政の見通しなど様々な分野に及びます。お客様が現在どのような状況に直面され、どのような悩みや課題を抱え、どのようなご要望を持っていらっしゃるかをしっかり理解し、それに基づいて最適な提案ができたときに初めて自分が貢献できたという達成感を得ることができます。
プライベートタイムの過ごし方
休日は家でゆっくり過ごしたり、友人と出かけたりと様々です。最近はもう少し身体を動かしたいと思い、ダンス教室に通い始めました。以前はフィギュアスケートの競技選手だったので、スケートにもまた行こうと考えています。休日に心身ともにリフレッシュすることで平日に備えられ、自分の中で良いバランスを保つことができています。
学生へのメッセージ
将来の進路を決めるのは簡単なことではありません。しかし、就職活動は、自分の人生について深く考えられる貴重な機会だと思います。自分ができること、やりたいことを確かめながら、何年後にどのような自分でありたいかを思い描き、可能な限り多くの選択肢を模索することが大切だと思います。その経験は必ずその後に大きな自信となって返ってくるはずです。