Profile

S. Uchida

エグゼクティブ  ディレクター 
ファイナンス

現在に至るまでのキャリアパス

国内大学の経済学部を卒業後、モルガン・スタンレーのファイナンス部に入社しました。入社当初は「世界のどの企業でも使える専門的な知識を身につけたい」と希望し、ファイナンシャル・レポーティングで財務諸表の作成に携わりました。その後は「よりビジネスが見えるところで経験を積みたい」と考え、ISGファイナンス(プロダクトコントローラー)で債券部を10年間担当し、トレーダーやシニアマネジメントへの損益、バランスシート、資本に対するリターンといったファイナンシャル・レポーティングを通じて、ビジネス、金融商品、会計等の知識を増やしていきました。その間にはプロジェクトでシンガポールに約1年間の長期出張も経験しています。その後株式部担当となり、現在は株式部、資本市場部、投資銀行部を担当し、各ビジネスと連携しながら仕事をしています。

入社してからのモルガン・スタンレーの印象・魅力

モルガン・スタンレーは、一人ひとりが自分の担当する職務に誇りを持ちプロフェッショナルとして働き、お互いを尊重しながら共通の目標に向かって全力を出している人々の集まりだと思います。ファイナンス内にも異なる業務を担当する複数のグループがありますが、それぞれがその分野の「専門家」として自覚と責任を持ち日々の仕事に取り組んでいます。また、世界各オフィスの同僚が緊密に連携し、知識の共有と議論を通じて切磋琢磨しています。私たちの業務では、モルガン・スタンレーの4つのコアバリュ―の中でも「Do the Right Thing」が非常に重要だと考えていますが、世界各地のファイナンス・チームにおいてこれが実践されています。

モルガン・スタンレーに入社して一番印象に残っている仕事・案件・出来事

入社3年目に、日本の債券部担当ISGファイナンスのチームの海外立ち上げプロジェクトとしてシンガポールで経験を積んだ1年は、今の自分にとっても重要な財産となっています。日本からの派遣は1人でしたが、考え方や文化に違いがあっても十分コミュニケーションをとることを心掛け、相手を尊重し理解した上で柔軟に対応することでチームが一丸となってプロジェクトの目標を達成することができました。その甲斐もあり新しいシンガポールのチームは短期間で軌道に乗り、自身のキャリアにおいても、当初は高すぎると思う壁でも自分の持っているものを出し切って努力すれば必ずそれを乗り越えることができるという自信になりました。

働くモチベーション

担当する業務が増えたり責任範囲が広がった時、またより重要なインパクトの大きい仕事を任された時に、自身の成長と共にやりがいを感じます。入社当時は決められた日々の仕事を行うことに必死でしたが、経験を積むにつれ知識とビジネスへの理解が増し、同僚や上司の姿をみて学ぶことで、その時の自分には少し背伸びしないと届かないような仕事を任されるようになりました。それができるようになると、もう一段上、そしてもう一段、と繰り返すようになり、次第に大きく成長していることに気が付きます。常に成長を求められるので厳しい環境ではありますが、入社してから毎日が挑戦の連続でやりがいのある日々を送っています。

ネットワーク

社内のLGBTネットワークである「Pride and Allies」に中心メンバーとして参加し、LGBTの方もそうでない方も自分らしく100%の能力が発揮できる職場作りを目指して活動しています。社員やNPOの方を招いて行うトークイベントや、LGBTの啓蒙活動「Wear It Purple Day」の運営をはじめ、毎年渋谷で行われているRainbow Pride等外部のイベントにも積極的に参加しています。

学生へのメッセージ

若手の社員であっても、十分な実務能力や経験次第でキャリアの早い段階から重要な仕事を任せてもらえるという職場環境です。常に上を目指して日々の努力を怠らないことが求められますが、大きく成長できる経験を積みたい方やプロフェッショナルを目指している方は、是非モルガン・スタンレーの門を叩いてみてください。みなさんと一緒に働けることを楽しみにしています。

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