モルガン・スタンレーで築くことができる多種多様なキャリア
「最初にお世話になる会社で長く働きたい」と考えていた私は、大学卒業後日本のモルガン・スタンレーに入社し、投資銀行本部のフィナンシャル・インスティテューションズ・グループでキャリアをスタートさせました。その後、16年間一筋にキャリアを築くことができたことに誇りを持っています。それが実現できたのも、当社には選択肢の幅広さや自由度、柔軟性などの良さが凝縮されているからだと感じています。
当社では、社員自身が最適と思うキャリアを選択していくことが推奨されています。お客様のカバレッジ・バンカーとして成長させていただいた私のようなタイプもいれば、共に日本で切磋琢磨をした後、モルガン・スタンレーのニューヨークオフィスでマネージング ディレクターに昇格した同期や、投資銀行で培った経験と知識をもとに別の業界で力を発揮する人もいるなど、キャリアを積む方法は十人十色です。職場での創造性やダイバーシティーが求められる今日において、自分自身でキャリアについて考え、選択していけることはモルガン・スタンレーで働く大きな魅力だと思います。
モルガン・スタンレーに入社して一番印象に残っている仕事・案件・出来事
入社直後に初めて携わった案件が世の中に公表された瞬間は特に印象に残っていますが、お客様とご一緒している多くのM&Aや資金調達案件の一つひとつがそれぞれに印象深いものばかりです。このように思えることが、モルガン・スタンレーでこの仕事に携わることの醍醐味だと感じています。お客様にとって各々の案件は全て特別であり、また、特殊なだけに丁寧な対応と質の高いソリューションの提案が求められますが、これらを実現することでお客様の会社の変革の一助となり、時には歴史が変わる瞬間にも関わることがあります。こうした経験を積むたびに、毎回私たちの携わっている業務の持つ役割や責務の重さを実感します。
仕事にやりがいを感じる瞬間
チームと共にやり遂げた仕事に対しお客様から評価をいただき、その次の案件も任された瞬間にやりがいを感じます。投資銀行のビジネスはプロジェクトベースという性質上、毎回必ずお客様から提案に対する評価を受け、その評価に甘んじることなく次の仕事につなげる必要があります。お客様の「信頼できるパートナー」になるためにも、チームの仕事が常に評価され、継続的に依頼される関係が構築できるように普段から注力しています。
働くモチベーション
お客様から信頼され絶えず仕事を任されることは言うまでもなく重要ですが、次世代の育成も同様に大切だと考えており、これら両方が働くモチベーションになっています。モルガン・スタンレーを信頼してくださるお客様は、誰が担当者であれ、同じクオリティーのソリューション能力を求めています。私はチームを率いるマネージャーとして、これまで培ってきた経験や知識、実績並びにお客様との関係性といったものをしっかりと次世代に引き継ぐことで、その後も当社とお客様との確固たる信頼関係を築くことができ、若手社員もより高みを目指して仕事に取り組めるのではないかと考えています。
プライベートタイム
平日はどうしても会社またはお客様のオフィスで過ごす時間が多いのですが、それ以外の時間は家族との時間を大切にするようにしています。週末は読書や映画・スポーツ鑑賞に加え、家族と旅行などに出かけるほか、子供とのキャッチボールや勉強のサポートなどを主に行っています。また、平日にもちょっとした家の片付けや家族との会話を心掛け、ワークライフバランスを維持できるよう努めています。
学生へのメッセージ
社会人を見据える上で、是非、「自身が将来したいこと」と「入社したいと強く思うことができる会社」を妥協なく追い求めてください。会社の選択にあたっては、会社の雰囲気や企業文化、諸先輩方の働き方や仕事に対する充実度などを知っておくと良いと思います。「百聞は一見に如かず」です。自分自身を見つめ直すとともに、より多くの会社について理解を深め、納得できる会社選びにつなげてください。モルガン・スタンレーで一緒に仕事ができる日が来ることを期待し、楽しみにしています。