投資銀行

モルガン・スタンレーは、多くの日本企業を含む世界中の大手企業と緊密な関係を築いています。顧客とのリレーションシップの構築および維持・発展に努め、ファイナンシャル・アドバイスを提供するほか、社内の専門部署と連携して顧客取引を行っています。チームは、金融機関、テクノロジー・通信/メディア、ファイナンシャル・スポンサーおよびその他産業全般（自動車、化学、ヘルスケア、リテール、エネルギー、運輸、金属等）で構成され、それぞれに特化されたノウハウを持つ産業別スペシャリストが社内の各部署やグループのプロダクト・スペシャリストと協力しながら、顧客ニーズに合致した質の高い金融ソリューションの提供を行っています。

M&Aアドバイザリーにおいて、国内およびクロス・ボーダー案件における高い実績とノウハウを有しており、企業や公的機関、プライベート・エクイティ・ファンドなどの顧客の重要な取引に関するアドバイザリー業務を幅広く手掛けています。具体的な業務は、企業の買収・合併（M&A）、事業売却、合弁、事業のリストラクチャリング、スピンオフ、レバレッジド・バイアウト(LBO)、企業防衛など多岐にわたります。高い専門性および豊富なM&Aアドバイザリー経験と、グローバルなネットワークなどを活用し、重要かつ複雑な案件においても戦略的アドバイスやソリューションを提供することで、顧客の短期ならびに長期的な目標の達成を支援しています。

不動産投資銀行では、幅広い不動産金融サービス業務をグローバルに展開しており、日本においては主にアドバイザリー業務や資金調達業務を手掛けています。具体的には、合併・買収（M&A）、リストラクチャリング、商業用不動産ポートフォリオおよび資産の売却などに係るアドバイス、債券（社債および証券化商品）・株式（不動産事業会社、J-REIT（公募・私募）、インフラファンドなどのIPOやFO）の引受等を通じて、企業やファンドの活動をサポートしています。

新入社員の第一歩はアナリスト・プログラムです。このプログラムは、日常業務を通じて財務分析の知識を身に付け、様々な業種・ビジネスの分析手法や幅広い金融商品などについて直接学ぶ機会を提供します。アナリストは、同時に複数の案件に携わりながら財務情報の収集・分析を行い、案件執行を担当します。アナリスト・プログラム終了後は、多くのアナリストがACP (Accelerated Career Path) プログラムを通じて次のステップであるアソシエイトに昇格し、社内で活躍しています。また、ニューヨークやロンドンといったモルガン・スタンレーの海外拠点でのローテ－ション勤務を経て東京で活躍しているバンカ－も複数おり、長期的かつ多様なキャリア・パスを見据えた人材育成プログラムを提供しています。