不動産投資・不動産ファンドの運用(新卒採用対象チーム)
東京オフィスでは、1991年に第1次募集が開始した オポチュニスティックファンド「ノース・ヘイブン・不動産ファンド(NHREF)」と、アジアのコア不動産への投資を行う「プライム・プロパティ・ファンド・アジア(PPFA)」に対するアドバイザリー業務を行っています。
具体的には投資目的や対象が異なる複数の不動産ファンドを戦略的に用いて、日本全国の大型優良オフィスビル、ホテル、商業施設、物流施設、マンション、不動産関連事業会社などに対して投資を実行しています。投資手法についても、直接投資、債券投資、リストラクチャリング、M&Aなど多岐にわたり、不動産および金融の高い専門性を生かした投資スタイルを実現させています。また、ファンドが取得した資産に関するハイレベルなアセット・マネジメント業務も行っており、投資から売却まで一連の業務全てに携わっています。
こうしたモルガン・スタンレーが運営する不動産ファンドを通じて、日本においては1998年以来総額3兆2千億円を超える不動産関連資産への投資を行ってきました(2023年3月現在)。また、投資・運用の過程において、これまで法人を含む数多くのクライアントとの間で不動産に関する戦略的パートナーシップを確立しています。
アナリスト・プログラム
新入社員として入社すると、まずアナリスト・プログラムに入ります。アナリストとして入社後すぐに実際の投資案件を割り当てられ、不動産および企業価値の評価、市場分析、デット資金(ノンリコース・ローンや証券化ローン)の調達、税務・取引ストラクチャーの組成、各種デュー・デリジェンスの実行などについて、オンザジョブ・トレーニングで学んでいくことになります。実行チームのメンバーとしてアナリスト一年目から幅広い業務に携わることができるため、若くして不動産投資および財務のプロフェッショナルとしてのキャリアを築いていくことができます。アナリスト・プログラム終了後は、ACP (Accelerated Career Path) プログラムを通じて次のステップであるアソシエイトに昇格し、さらなるキャリアを積んでいく人も多く、こうした長期的なキャリア形成に向けた人材育成プログラムの提供に努めています。